2008年11月10日

【女将の一言】 風越山

kokuzo05.jpg10月中旬に、紅葉の“紅(べに)まんさく”(天然記念物)を期待して、フロントの1名と娘と私ときなこ(愛犬)で、風越山(虚空蔵山)に登って来ました。
風越山麓公園の登り口には、栗やどんぐりがいっぱい落ちていて、柿の木にコスモスの花、まさに「里山」という感じでした。

この登山道は最初から急な上り坂が待っていて、最初がハードでした。
きなこは右へ左へと散策気分で上って行きましたが、『ちゃんと上れるかしら?』との心配を他所に、結構順調に喜んで上っていきました。

昼過ぎから上ったので、歩き出して直ぐにお腹が空き「お昼にしようか~。」と言うと、『え・え〜っ。もう〜っ?』と他の2人。「だって、腹が減っては戦が出来ぬだもの。」と道端にどっかり座り込み、お弁当を広げ出したのは私です。
他の2人も仕方なく? 座って食べ始めました。おにぎりの美味しいこと! 鶏のから揚げに、ゆで卵に、揚げたてのコロッケ(実は来る途中のスーパーでGET!)、りんごに・・・etc. 何しに来たか分からないほど・・。現金なもので、食べればエネルギーが湧いてきて「よっしゃ、行くぞー。」となるから不思議です。

さあ元気に進みます。途中、下山して来るご夫婦に遭遇。「こんにちはー。」と爽やかに(?)挨拶。『・・・・・。』無言で下りて行く2人。「あれーっ?」「山ではいつも爽やかな返事が返ってくるのに。そんな人も居るのかぁ?」
次に、藪の中でゴソゴソしているおじさんに遭遇。「何が採れるんですかぁ?」すると、『きのこだっ。』とのこと。「はぁーそうなんですか。」足元には相変わらず、落ち葉と栗とどんぐりがいっぱい。

先に進んでいたきなこと娘は、秋葉様を祭ってある祠から左回りに。私ともう一人は、右回りに進みました。急峻な山道を話しながら進んで行くと、突然、『ザ・ザ・ザッー。』と音がした前方に・・・藪の陰を慌てて逃げて行く、黒い大きな獣。
「ハッ、熊だーっ。」と叫んだのは心の声。「このままじっとして、見てるだけー。大きいなぁー。こっちに来ないでっ。」と思いながら、その熊の“慌てぶり”を見送る。谷の下方にその姿が消えたのを見計らって初めて「熊だったねぇー!?」と声が出る。「大きかったねぇ。でも中子供かなぁ?」「親子でなくて良かったぁー。」とお互いに驚きを隠せずに口々に言った。

途中、紅まんさくの葉っぱが、太陽の光に美しく透けて輝いていました。「真っ赤になるのも、もうちょっと」という感じでした。「もう少し、もう少し」と進んでいくと、目の前に石段が行く手を遮る。見上げるとそこが“虚空蔵”らしい雰囲気。
「着いたよー。」そこには、先客が一人。静かに一人でおにぎりを食べながら眼下の眺めに浸っていましたので、邪魔しないように・・・。
「あれ〜っ?きなこと娘は〜?」「まだらしい???」心配しながら待つこと5分くらい。「おーい。やっと着いたー。すごい眺め〜。」目の下には飯田の町とその先に天竜川の線。その先に南アルプスの山並みが連なって・・・。「わ〜い。写真、撮ろうよっ。」というわけで飯田の町並みと山並をバックに3人と一匹で『パシャリ』

その後は、勿論“おやつタイム”。何故か、山へ来ると、歩くか食べるかのどっちかになるのは不思議です。はい。
ひとしきり食べた後は、山を下りるのみ。空気が冷たく感じられ、思わず持参のヤッケを出して重ね着。下りは快調。でも、膝に来る。登山の熟練者に『登りの体力、下りの技術。』って聞いたけど「本当だ。」
きなこは快調に下っていくが、途中から少し元気が失せたような・・・。「ひょっとしたら、犬は下りでは、頭が下に下がったままになるから、頭に血が上ってしまうのかしら?だからかなぁ〜?」と思い、小休止。すると、また元気を回復して、一気に元気に下る。「こんなに上って来たのかなぁ?」と思うくらい結構な距離。なんだかんだ言いながら、やっと麓に到着。時間は、4時半頃。
「どうする?夕飯?」やっぱり食べることだけ。「じゃあ。」ということで車にきなこを乗せ、近くのレストランで食事。流石にお腹いっぱい。美味しい空気と美味しい食事。満足まんぞくの一日でした。

天空の城 三宜亭本館
女将: 児島 敏子

posted by 三宜亭本館 at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺観光情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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