2006年10月14日

飯田城のおこり

飯田城のおこりははっきりしませんが、室町時代の坂西(ばんざい)氏によって築かれたと言われています。鎌倉時代に地頭としてこの地に来た坂西氏は、はじめ松原宿(飯田市上飯田)のあたりに住居をおきましたが、後に飯坂(飯田市愛宕)に小さな城――愛宕城(飯坂城)を構えました。

さらに、室町時代になって、より広い用地をもち展望のきく要害の地を求めて、飯田城を築いて移ったのです。このとき、その地は山伏(やまぶし:修験者)の修行の場となっていたので、愛宕城の土地と交換したと言われています。

室町時代から戦国時代にかけて、飯田下伊那には各地に領主がいて、多くの城が築かれました(中世城館跡は約140あるとされています)。信濃守護松尾小笠原氏の松尾城(飯田市松尾)、同じく信濃守護の鈴岡小笠原氏の鈴岡城(飯田市駄科)、下条氏の吉岡城(下條村)、松岡氏の松岡城(高森町)、大島氏の猿ヶ鼻城(後の大島城 松川町)、知久氏の飯沼城(飯田市上郷)と神之峰城(飯田市上久堅)などです。坂西氏の飯田城もその一つでした。

【飯田城ガイドブックより】
posted by 三宜亭本館 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 飯田城 歴史探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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