2007年04月07日

春に想う

今朝はウグイスの声に起こされました。
あの「ホーホケキョ」がまだうまく歌えないのです。「ホーホーケッ」とか「ホーケケッ」とか、なんとも心もとないのが可愛らしいのですが…。これが毎日毎日繰り替えされて、1週間後には、立派に「ホーホケキョ、ケキョケキョケキョ」と涼やかな声で「谷渡り」まで加えて鳴いてくれますから偉いもんです。毎年のことながら感心します。お客様も「今朝はウグイスの声を聞いたよ。」と嬉しそうに話して下さいます。時には、「あれってBGM??」と問われることもあります。窓の外にはとんびがその嘴の先に小枝をくわえて、せっせと巣作りに励んでいます。毎年この時期の春の風景です。眼の前の伊那谷にはうっすらと霞がかかり遠くの山並みも薄青く霞んで見えます。

ところで、今年も早速「黄砂」が日本に届いています。車のボディーも窓ガラスもすぐに汚れて…。あの黄砂、中国大陸北西部から海を越えてやってくるようですが、モンゴル高原のゴビ砂漠からのようです。モンゴルの人に聞いたところでは、「今モンゴルでは砂漠化がどんどん進んでいて、国の政府も遊牧民に対して、馬や羊たちが更に緑を無くす原因の一つになっているから、遊牧をやめて何か職業につくようにと指導している。」ようです。
「けれども就ける仕事は無いし、遊牧は出来ないと八方塞がりの状態で、町にはアルコール依存症の人々が溢れ、暴力や窃盗などが横行していて大変な状況のようです。」

かつてチンギスハーンがその名を馳せ、雄大な大草原を馬を駆って走り抜けていた姿を想像したり、「スーホの白い馬」の馬頭琴の切ない話など、本や映画などでしかモンゴルを知らない私には、その現実が受け入れ難いものでした。「まだまだ素晴らしい大草原が広がって、のんびりと草を食む羊や牛の群れが、ゆったりと時を送る人々とともに安心して暮らしているのだろう。」と考えていました。

心ある人達が基金を募って植林をしたりして応援をしているようですが、その中に「緑の地球防衛基金」という団体があって、世界中どこへでも植林に行って緑を増やす活動をしています。しっかりした受け入れ側の体制があれば世界のどこへでも行ってくれるそうです。モンゴルやフィリピンやアフリカやチベットなど必要なところばかりです。
それぞれの尊い自然を保全していくために、自分たちの出来ることから何でもやって行きたいと思う今日この頃です。

女将: 児島敏子
posted by 三宜亭本館 at 15:52| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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