2016年10月27日

女将のひとこと

【信濃比叡と門前屋】
10月24日美しい秋晴れの中、久しぶり(20年ぶり?)に阿智村智里の「信濃比叡廣拯院」へ行ってきました。

ここはホームページによると…『天台宗開祖最澄上人は東山道最大の難所である神坂峠を越える旅人の苦難をみかね、廣拯院(無料の宿泊所)を建てられました。
このことから比叡山と大変縁の深い地であり、信濃比叡の呼称が全国で唯一許されました。本堂建立に合わせ、1200年の灯「不滅の法灯」を分灯いただき、間近でお参りが可能です。修行体験も初心者でも安心してご参加できます。』とのこと。
最澄上人.jpg


ヘブンスそのはらと道を挟んで反対側の高台にあり、そこからはヘブンスそのはらのロープウェイ乗車口の駐車場が見えます。澄み切った青空と紅葉が始まりかけた山々、アキアカネが飛び交う本当に気持ちの良い日でした。
最澄上人の像にお参りをし、そこでお弁当を広げてしばし休憩。余りに空気がきれいで澄んでいるので、‟恐怖の紫外線”がジリジリと肌を焼いています。
滝見舞台.JPG


お腹が膨れたところでもう少し山奥まで進んでみました。
すると「滝見の舞台」が見えてきて、その下の道からは有名な「駒つなぎの桜」に通じる草のおい茂った小道が見えていました。滝見の舞台からは左手に「網掛山」が見え、正面には滝が見えます。昔はここに「おからけ(釉を塗っていない素焼きの小皿、神事などに使う)」が置いてあり、その小皿に願い事を書いて谷の先の滝壺目がけて投げた記憶があります。

滝.JPG

園原.JPG

小道のそばには、山からの水を満々とたたえた小川が気持ち良さそうに流れています。
そこでひとしきり遊んだあと帰ろうとして駐車スペースへ向かっていたら…若い女性の一団が手に手にヨガマットのようなものを持って車を降りてきました。見るとはなしに見ていたら「駒つなぎの桜」方面へおしゃべりしながらゾロゾロと下りて行きました。ヨガか瞑想でもするのかしら?気持ちいいでしょうね。


さて、山道を下ってくると「門前屋」が道の左に見えてきました。
看板に「まむし」の何とか?…って書いてあったので、興味をそそられて覗いてみました。
すると古民家風の店内に「白蛇さま」がお祀りしてありました。「これって生きているの?作り物?」などと勝手なことを言って眺めていたら、お店のご主人が「生きてますよ〜。ここに(って言ってガラスケースの一部を指し示して)ヒーターが入っているから温かいのでじっとしているんです。」って教えてくださいました。余りにじっとしていて動かないし真っ白な陶器のような美しさだから作り物かと見まごうほどです。

気持ちの良い空間でコーヒーを頂いてから、ここの名物の美味しい「お揚げさん」と「よもぎ豆腐」をお土産に、帰ろうとしてガラスケース内を覗くと…、あの「白蛇さま」の頭が見えません。「あれ〜」っとよーく見ると今度は奥から真正面に向いて舌をぺろぺろして見せてくれました。やっぱり生きているんだ。思わず合掌してお参りしてきました。勿論お賽銭を納めて…。「また来るからね。」

楽しい秋の一日でした。

女将:児島敏子



posted by 三宜亭本館 at 18:32| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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