
正面玄関にある有名な「吉富桜」は、やっと蕾が一部ほど開いてきていました。
その側にある、さんしゅうの木はもう黄色の花が満開になっていて、そのコントラストが美しい桜の樹形を一層引き立たせていました。
玄関を入ると受付を済ませ、早速展示会場へ…。なんとなんと、本当にそれぞれの絵本の作者が描いた原画が壁いっぱいに飾られていました。
その絵は、愛らしく可愛らしいものもあれば、精密画のように繊細かつ丁寧に描写された物など多種多様であり、スロヴァキア共和国の作者のものを始めとして、作品の一つ一つが個性豊かに私たちに語りかけてきました。日本の絵本作家のものも好きでしたねぇー。
そこには出版された絵本も置いてあり、原画と見比べながら楽しむ事ができました。
実際、「原画って大きいものなんだなー。」と思ったのも発見でした。(勿論小品もありますが…)
日本では最近の風潮として、殆どすべてのキャラクターが「かわいい」というのがひとつのポイントになっている感がありますが、海外のものは個性的かつ迫力満点であり、芸術性も高く、大人も充分に楽しめる絵でした。とにかく素晴らしかったです。満足でした。
現在、飯田市美術博物館では5月のゴールデンウィークまでは、通常の閉館日である月曜日も開館しています。是非覗いてみて下さい。
女将 児島敏子
ブラティスラヴァ世界絵本原画展は、飯田市美術博物館と川本喜八郎人形美術館の2館同時開催です。
料金は大人¥700で、2館両方とも入館できます。
美博だけだと¥500?←未確認情報ですが…
開催期間中で入場券をお持ちであれば、それぞれの館へ別々の日に行っても大丈夫なようです。
詳しくは飯田市美術博物館へお問い合わせください。↓
http://www.iida-museum.org//exhibit_course/art/bratislava/bratislava.html
By もっちゃん
【関連する記事】