長〜〜い石段で有名な飯沼諏訪神社。
その石段の両脇に桜の木が連なり美しい光景を楽しむことが出来ますが、地元でも桜の名所としてはそれ程知られていないかもしれません。
当館からは車で10分程のところですが、特に神社の駐車場がないので、なかなかオススメするのが難しいです。JR飯田線の伊那上郷駅からは多分徒歩5分くらいなので、電車で来るという手段もありますね。
今回は竜坂(たつざか)を下って、神社の正面から訪ねてみました。
桜だけでなく、右側の濃いピンクは紅梅??
濃淡のコントラストが美しいです。
写真の撮影日は4月8日で、満開までもう少し、といったところでしたので、今日あたりちょうどいいかもしれません。
最初の石段を上って少し進むと、立看板があり、この桜の由来を知ることが出来ます。以下全文↓
飯沼石段桜の由来
飯沼諏訪神社は今から約625年前、応永4年に創建され、その参道である見事な石段は約245年前安永5年に築造されたと言われます。その後飯沼竜坂線工事に伴い、明治21年に村人総出で物労両納による大普請で、現在の壮大な300段余の石段が完成されました。その頃この石段の両脇には桜が植えられ、樹齢100年に達しています。
平成21年4月にこの自然遺産を受け継ぎ育てようと飯沼桜保存会が発足しました。飯田市ムトス地域支援づくりの助成を受け桜のライトアップ工事や、桜の名所づくりが合わせて進められ、桜の名所も「飯沼石段桜」と名付けられました。
平成22年10月 飯沼桜保存会
ふーん、なるほど。
そして視線を前方に向けると、恐ろしい長さの石段が!!え〜〜〜!!これ登るの?!
しばしためらった、いえ桜を観賞したあと、おもむろに石段を登り始めました。300段って…しばらくの間黙々と登って下を見ると…
キレイ!!
でも高所恐怖症の人はちょっと怖いかも。そして、やっと頂上?に着きました。
本殿にお参りしてから帰ります。
この鳥居の左手に進むと、高陵中学校→上郷黒田の住宅地→伊那上郷駅の方向に抜けられます。
このあたりは高低差があって徒歩ではキツいので、電車&徒歩の場合は、こちらの本殿側から来た方がいいかもしれません。
By もっちゃん