2017年01月10日

飯田井伊家と直虎

新年あけましておめでとうございます。
旧年中、皆さまには大変お世話になりました。
本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、新年といえば新しい大河ドラマが始まりましたね!
今年の大河は「おんな城主 直虎」で女性が主人公です。
直虎は井伊直盛の娘で、直親(亀之丞)と婚約したと言われていますが、生涯未婚で井伊家の当主となりました。

その許嫁だった亀之丞が、落ち延びて20歳までの12年間を過ごした松源寺は飯田市の隣町“高森町”にあります。
当館から車で15〜20分のところにありますので、ぜひお立ち寄りください。
松源寺までのアクセスMAP


また、井伊家といえば桜田門外の変で暗殺された井伊直弼や、徳川四天王に数えられる井伊直政(直虎が養母)が有名ですが、実は飯田にはその井伊家の末裔が“飯田井伊家”として続いております。
公民館報の記事を、井伊さんの許可を得て下記に掲載しますのでご参考にして頂ければ幸いです。


井伊家と直虎

2017年大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公、遠州井伊谷城の女城主井伊直虎(次郎法師)には亀之丞(のちの井伊直親)という許嫁がいました。
ところが亀之丞は父 井伊直満が今川氏のために殺され、同じく命を狙われたため、遠く離れた信州市田郷の松源寺に逃れ、12年間もの間この地の領主松岡氏の庇護の下で過ごしました。その間 嶋田村(松尾)代官 塩沢権三郎氏の娘と恋仲になり、2人の子供をもうけたと伝えられ、その子孫が私共“飯田井伊家”として続いています。
のちに亀之丞は故郷 井伊谷に帰り、井伊家の当主 井伊直親となりますが、若くして非業の死を遂げます。井伊家滅亡の危機にあたって次郎法師が“井伊直虎”として立ち上がります。
大河ドラマをきっかけにして、伊那谷と遠州との結びつきがますます深まっていくことを期待します。
大横町 井伊徳広

「橋南」第42号 より

現在、飯田の井伊氏は嶋田屋麹店として地元に愛されています。
ここの味噌と甘酒は絶品でオススメです。 甘酒は、古今のブームで遠くのお客様もわざわざお買い求めに足を運ぶようです。
当館から車で5分のところですので、ぜひお土産にどうぞ。
嶋田屋麹店へのアクセスMAP


フロント 児島




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2013年03月23日

桜の開花情報


だいぶ暖かくなり、春の訪れを実感できるようになってきましたね。
そろそろノーマルタイヤに履き替えねばw

さて、この暖かさで近隣の桜の蕾もだいぶ膨らんできました!

例年は4月上旬の桜も、今年は3月末には開きそうです。
当館ホームページの開花予想も、あてにならなくなってきました。
修正したいのですが、動きが読めない…

ということで、飯田市の開花情報をご覧ください。

>>飯田下伊那桜情報

ラベル: 開花
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2013年03月06日

女将のひとこと

iida_history.jpg「飯田・上飯田の歴史 〈上〉 」

今日の温かさは、さすが「やっと春になった!」という気にしてくれました。かわいい
温かい風の中を、とんびが悠々と上昇気流に身を任せて飛んでいます。どんなに気持ちが良いことでしょう。晴れ

先日、〔 飯田市歴史研究所所長 〕さん、東京大学名誉教授である吉田伸之先生に『女将さんこれを…。』といって差し出されたのが、この本「飯田・上飯田の歴史 〈上〉 」です。ひらめき

一目見て、「これって先生が編纂されておられた本ですか?良いですねぇ。」『これ差し上げます。』と恥ずかしそうに内容の説明をしてくださいました。

何と興味深い内容だったことでしょう。地元の人間は地元にいて地元のことを良く知らないのです。昔の資料を紐解いて、現代人にもその内容を分かるようにして下さった気の遠くなるような作業が目に浮かびます。ぴかぴか(新しい)

美しい写真図解入りで私たちにも馴染みやすい本に仕上がっていました。地理的、地質的な章。今話題の活断層の説明までもあり、そして勿論、飯田と上飯田の歴史が、縄文時代、弥生時代の原始・古代から始まり、中世・戦国から幕末維新期の近世まで…。城下町の成り立ちやそこに育まれた文化まで多岐に亘って編纂されていました。

古文書や絵図等も掲載されていて、その作業はどれ程のものであったか…推して知るべしでした。これは、正に飯田市の宝物であり、この地に住む人間なら是非手にとって見たい内容でした。暇を見つけて時間のあるたびに読み進めてみたいと興味をそそられました。パラパラとめくって見ただけで思わず引き込まれます。手(チョキ)

このような仕事をしていますと、お客様から「地元の人間だから当然知っているでしょう…。」と地理的なことはもとより、歴史的なことを良く聞かれます。そして、地元以外の人のほうがこの地の歴史等を良く勉強されて、その上で当地へ来られる方々が居られますので…(x_x;; 恥ずかしくないように勉強しようと思っております。あせあせ(飛び散る汗)
そんな時この虎の巻があれば鬼に金棒です!そんな期待を込めて勉強してみようと思っています。手(グー)
あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

この後、〈下〉巻が出版されるそうです。 とにかく興味深く面白い内容です。皆さんこの本を欲しい方がおられましたら…今の内ですよ〜。もう余り在庫が無いそうですから!お急ぎくださいね。ひらめきひらめき
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2013年03月03日

いいだ桜めぐり


今年も飯田観光協会が企画する『いいだ桜めぐり』のチラシが刷り上がってきました。
sakura-meguri2013.jpg

飯田には、桜の名勝が数多くあります。
特に一本桜が多く、夜はライトアップされる桜もあります。


有料になりますが、『いいだ桜めぐり』はその名桜を『桜守(さくらもり)』と称する案内人とともに巡り、その桜にまつわる歴史物語や生活との結びつき、未来へ残すための取り組みをご案内するなど、旅の思い出をご提供してくれます。
詳細はこちら


当館ホームページにも、桜の開花予想をアップしましたexclamation

ご予約のご参考にして頂ければ幸いです。 >>こちらからどうぞ
開花情報などは、お気軽にお問い合わせください。


フロント 児島手(チョキ)



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2012年08月15日

9月15日(土) 長姫神社秋季祭典の交通規制

来る平成22年9月15日は、当館お隣り「長姫神社」の秋季祭典がございます。
神輿が出たり花火が上がったりと賑やかになりますので、是非お祭り見物をお楽しみください。

ただ、お車で当館へお越しになるお客様は、下記の通り交通規制がございますのでご注意ください。
 18:00〜21:30
上記時間はお車で当館までアクセスできません。予めチェックインして頂きお出掛けくださいますようお願い申し上げます。

規制の詳細マップはコチラ(PDFファイル)
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2012年04月11日

【女将の一言】 桜の開花情報

やっと、咲きました〜♪
待ちに待った春の便り。待ってました〜!

もう東京では桜が散ってしまうというのに…飯田市ではやっと「桜の開花」です。
昨日の温かさは、この春の最高気温21℃でした。期待通り飯田市市街地の桜が開き始めました。当館横の「長姫神社の桜」「玄関前の桜」「客室吉野桜」の窓の外の桜を始めとして、「桜並木の桜」「愛宕神社の桜」「夫婦桜」等々が一気に開きました。

20120411sakura.jpg

でも、当館隣の飯田市美術博物館の「安富桜」(江戸彼岸桜・樹齢450年)は未だ!!!
この桜を期待してお越しになられた夕べのご宿泊のお客様は、ガッカリ!(-_-;;;

この2〜3日で開くことでしょう。この冬の寒さは、桜だけでなく全ての花の開花を遅らせました。そうなんですよ。水仙やヒヤシンスが今頃咲いているのですから…。
先日8日(日)なんて、朝の気温が「マイナス3℃」で客室の洗面所とトイレが凍結したのですから。4月なのに…ね。

女将 児島敏子

ラベル: 花見
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2012年01月07日

【女将の一言】 七草粥

新年明けましておめでとうございます。
昨年中は大変ご愛顧いただきまして有り難うございました。本年もどうぞ変わらぬご愛顧を宜しくお願い致します。

さて、本日は三宜亭本館恒例の「七草粥」を炊きました。
本来でしたら、7日正月は「どんど焼き」がこの地方の恒例行事です(昨今では、この飯田市でも7日に近い日曜日に行う所が多いようです)。
そして、その「おん火(おんび・おんべ)」の火で焼いた餅を、この新しい1年間を無病息災で過ごせるように…と祈る意味も込めて、七草粥に入れて食します。

どんど焼きで焼いた餅は、少々煙くさかったり黒く焦げて何とも独特の香りがするものですが、昨今のオーブントースターなるもので焼いた餅は(時には電子レンジであったりするのですが)きれいに焼けはするものの少々味気なかったりも致します。

まあ、そんなこんなで、本日は大鍋いっぱいに炊けた「七草粥」を、先ず「大神様」「氏神様」「水神様」「荒神様(火の神様)」「ご先祖様(御仏壇)」にお供えしたあと、三宜亭本館従業員全員でいただきました。
さぁ〜今年も元気いっぱいにお客様をお迎えし、温かいおもてなしに精を出して頑張って参ります!
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

女将 児島敏子
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2011年12月10日

【女将の一言】 大祓い

12月5日(本来は毎月6日に月祭りをします)に、「大祓い」をしました。oobarai01.jpgスタッフ全員でラウンジにお祭りしてある大神様にお参りし、神主様にお祓いをして頂いた後、「大祓い」をしました。
「大祓い」とは、一年の邪気を祓い、来る新年を清らかな心と身体で迎える神事です。

先ず、和紙でかたどった“人型”の胸の所に三回息を吹き掛け、その後その人型で体中の悪い所を撫でて、最後に三回またそれに息を吹き掛けて邪気を封じ込め、ねじり捨てます。その後、「切りぐさ」という色紙を小さく切ったものを三回に分けて…左肩から、右肩から、頭から散らし、身体の邪気を清めます。
この時、一切の「切りぐさ」が身体に残らないようによく払い落とします。
皆で行なった後、一切れの「切りぐさ」もそこいら辺に落ちていないように注意して片付け、ひとまとめにして神社のかがり火の所へ収めて終了です(勿論お賽銭を持って参ります…)。
これは、毎年12月の月祭りに行ないます。「大祓い」をし、気持ちも新たに残された今年を大切に充実して過ごし、輝かしい新しい年へ向けて邁進します。

oobarai02.jpg

今年一年間三宜亭本館をご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。
来年も私たちは、美味しい料理と清潔さ、滑らかな温泉と温かいサービスの癒しを以って皆さまをお迎えいたします。来年もどうぞ宜しくお願い致します。
ありがとうございました。

感謝
児島敏子

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2011年09月24日

【女将の一言】 陶芸体験に参加して

9月10日(土)秋晴れの空の下、高校時代の同級会のお楽しみで友人たちと一緒に阿南町、阿南温泉「かじかの湯」横の阿南町陶芸体験館へ行ってきました。
橋の袂を道路から右へ反れ、下って行くと川のほとりに「かじかの湯」があり、けっこう人が出ていました。運良く他のお客様が居なかったので、7名ほどが二回に分けて体験できました。

小学生の孫と一緒に参加した友人は、硝子コップにきれいな砂を何層にも重ねて、そこに硝子で出来た愛らしい動物や植物などを配置し、温めた透明ジェルを流し込んでから冷却して作る「キャンドルづくり」をしました。

自分はうん十年前の小学生時代に、粘土で茶碗を作ったりしてからは、とんとご無沙汰の粘土遊びでした。
今回は産まれて初めての電動のロクロを使っての体験です。自動車のアクセルのようなペダルを踏み込むとロクロが回ります。その感触を感じながら…、でも、やっぱり先生が必要!

先生に促されて、ロクロの前に座り、渡された粘土の塊を両手で「エイ!」っと、ロクロの中央のターンテーブルに打ち下ろします。先生が『もう一回。』と言われるので、また「エイッ!」都合三回打ち付けると粘土の空気が抜けてしっかりロクロに貼りつきました。

さあ、ロクロを回します。足に力を込めていくとクルクルと台が回ります。手に水をつけて、粘土を両手で包み込みます。手の平に粘土の冷たさが伝わってきます。両の親指に力を込めて塊の中心を押してゆくと…徐々に深く広がってきて底が出来てきました。手捻り(ロクロを使わず手だけで形成する方法)と違って、あの塊を「どうやってやると、茶碗らしく形付けられるのか?」と思っていたのですが、やっと理解できました。
水に濡らした両の手で優しく包み込んだ、茶碗になりつつある塊に対し小指に力を入れて行くと糸尻が出来てきました。右手で茶碗の内側に左手は外側に優しく沿わせ、中指を下にして底に当て、ロクロの回転に持って行かれないように注意しながら、自分の前で徐々に上へ引き上げると…あらあら、茶碗が広がって平皿になってきました。均等に力が入れば形の良いバランスの取れた器に、アンバランスにどちらかに力が入りすぎるといびつな器に…なってしまう。
最初は恐る恐るだったのですが、要領が少しでも飲み込めると「これは結構面白い!」「癖になりそう!」そして、結構に形の良い器が出来上がったのです!

でもね、実は先生がかなりフォローしてくださっていたのが、目の端に入っていたんですよ。ロクロの回り方が遅い時、さり気なく手動式のハンドルで速さ調節をして下さり…また、恐る恐る縁を広げている時には、頼りない力の入れようを見かねて、一緒に支えて下さる先生の手に力が入っていたり…と。
『良い器が出来たじゃあないですか!』って仰って、褒めてくださったのですが、実は、先生のご指導が良かったことと先生の陰のお力!ありがとうございました。「褒めて育てよ!」ってよく言ったものですね。俄然「またやりたい!」っていう思いになったのですから。
さあ、次は「釉薬選び」。1色使いか2色使いかでまた迷う。結局2色にしたのですが、釉薬の色で同じ器でも表情が全く変わってしまうし…。迷う所です。

結局仕上がって送っていただけるまでに1ヶ月半掛かるとのこと。この一月半がまた良い!どんな風に出来上がってくるかしら???楽しみです。
そして、送付先を一箇所にして皆で「作品の出来を批評しあう会」なる名目で、また会う機会を作りました。(笑)

みんな満足まんぞくの体験でした。その後飯田へ戻り、飯田市美術博物館に立ち寄り、丁度開催されていた「春草展」と市民ギャラリーで開催されていた「押し花展」を鑑賞し、三宜亭本館で夕宴会。積もるよもやま話と歌とダンス?などでしっかり盛り上がった楽しい一日でした。
「面白かった〜!来年もまたやろうね!」を口々に、名残惜しいけれど散会としました。

児島敏子

阿南町陶芸体験館 http://www6.ocn.ne.jp/~a-kajika/file/tougeitaikenkan.html

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2011年07月07日

【女将の一言】 産まれたよー!

三宜亭本館では、毎年ヒヨドリ・カケス・山鳩などが、中庭の木や屋根下に巣をかけて産卵します。また近くの大木にはトンビが営巣します。ヒヨドリ_7月5日.jpg
最近では、ヒヨドリの幼鳥が孵(かえ)り、巣立ちの時を迎えました。ここはちょうど周りが硝子や壁に囲まれて、野良猫に狙われる事も無い安心安全な場所です。

4羽孵(かえ)ったのですが、7月5日は3羽のみ枝に止まっています。もう一羽は何処に???
親鳥が一生懸命に餌を運んでいます。

硝子越しに覗き込むと、気配を感じて親と間違えて黄色い口を大きく開けてきます。可愛い盛りです。もう少し経つとすっかりつばさも整って、大空に羽ばたけるようになりますが、まだつばさも尾羽も短くて、飛び立っても直ぐに落下です。(^-^;;

7月6日には2羽になりました。ヒヨドリ_7月6日.jpg
願わくは、野良猫やカラスに取られないように無事巣立てますようにと祈るばかりです。



女将 児島敏子

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2011年07月06日

【女将の一言】 「伝統工芸 江戸木目込人形」千鶴萠会「源氏物語」グループ展にて

私の恩師の奥様が、もう何十年間も「伝統工芸 江戸木目込人形」を製作されております。その奥様が教えておられる千鶴萠会メンバーさん方で、「源氏物語」の場面を表現する人形を製作発表されたのです。紫式部に光源氏は勿論のこと、ストーリーに沿って人形が製作されておりました。今回のこのグループ作品は、その素晴らしさを認められ大賞を受賞したものでした。

-008.jpg-010.jpg-016.jpg

その制作方法は、最初に膠(にかわ)と木屑を錬って整形し、乾燥後、その人形の着物の打合せに合わせて彫り込みを入れ、その上から着物として生地を木目込んで行くのだそうです。頭(かしら)は別にゼロから創り、顔の表面は胡粉(ごふん)を何度も塗り重ねて表情を作り上げるという気の遠くなるような作業です。
-012.jpg-013.jpg

豪華絢爛の平安絵巻を観賞させていただき、ひととき平安時代に思いを馳せることが出来ました。


女将 児島敏子

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2011年07月05日

【女将の一言】 スイートガーデン

6月5日に「スイートガーデン」へ行ってきました。

飯田市山本に新しく出来たバラ園です。
飯田方面から行って、山本「二ッ山」の信号機を右折。そしてどんどんと山を登っていくと、右側に見えてきました。この地方にしてはとても広い敷地内に沢山の花が咲き誇っています。バラは何百種類も…。ボタン、芍薬、ツツジ、他にも沢山の種類の花々が咲き乱れていました。

「さーて、何処から見ようかな?」
早速チケットを購入して花園へ足を踏み入れたのです。実際、まだ造成したばかりなので木も小さく、もう2~3年したらもっともっと見ごたえのある花園になること間違いなしでしたが、充分に楽しめました。

0605sweetg01.jpg0605sweetg02.jpg0605sweetg03.jpg

私たちが行った時はバラも見事でしたが、芍薬が満開で白・ボタン色・赤の花々が咲き競っていました。
一通り花を楽しんだ後、花を一望できるテラスでず〜っと気になっていた名物「バラのソフトクリームを食しました。ピンク色のソフトクリームはほのかにバラの香りがして何か嬉しくなりました。あと、10日程したらこのバラたちも満開になってきっと当たり一面バラの香りで包まれることでしょう。女性にはたまらない花園です!

梅雨時の今、バラは一番輝く時。今時分はもう最盛期でしょう。もういちど行って来ようっと。
女将 児島敏子
posted by 三宜亭本館 at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺観光情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月25日

【女将の一言】 やまびこマーチ

一昨日は、「山びこマーチ」の日だったのに大雨が降って大変な日になりました。
参加されたお客様のひとこと…『まるで苦行のようでした。今日は人間が出来たなぁ〜。』と…ご夫婦で笑いながらの前向きなひとことでした。v(^-^)v

夕べからその大雨も止み、昨日は抜けるような青空が広がり、周りの埃も雨に流されて、それは、それは、気持ちの良い朝になりました。
この天気なら、大平街道でもどこでも楽しく歩けた事でしょう!

女将 児島 敏子
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2011年04月14日

【女将の一言】 加島 祥造 先生

加島祥造墨彩画展講演会.jpg加島 祥造 先生

前略
先生、今日駒ヶ根市立博物館『墨彩画展』へ娘と行って参りましたよ〜。
素晴らしい作品がいっぱいあって、小一時間楽しませていただいて来ました。そこに先生が居られず残念でしたが…。
ご連絡してから…とも思ったのですが、煩わせてはと思い、連絡無しでお伺いいたしました。

kasima3.jpgそこで、先生の「人となり」がすごく良く理解できました。そして好きな作品がいっぱいありました。
先生の絵と詩とその筆致の相乗効果でしょうか、時を忘れて「先生の世界」に遊んできました。

 一番好きなのは、作品番号409の『おゝいま生きずして…』、そして、作品番号025の『時は過ぎゆくと…』がすごく好きです。
先生のひとことひとことが、力強く心に沈み込んできて思わず「そうだ、まったくその通り…。」と呟いていました。
更に『すべてが変わることへの感傷から…』、『Life is full of .....』、『 How I loved the moment..... 』 などなど、好きな詩と作品をいっぱい見つけました。近くへ寄って見たり遠くで眺めたり…その時、絵の表情が変わるところがすごく良かったです。

改めて、先生のすごさが解りました。
生原稿(タオ・老子を訳したもの 他)も大変興味深かったです。

またお送りいただきました「晩晴館通信」第62号(2011年3月)を楽しんで読ませていただき(時に、先生らしい生活のお姿が目に浮かび思わず笑い出してしまったのですが…)、感動しました。是非購読を希望いたします。

加島先生、ひとつお願いがあるのですが…。もしお聞き入れいただけましたらとっても嬉しいのですが…。

実は、この『変化を受け入れる』の中にある、『今度の災害に――TO-N -Y』を英語に翻訳していただけませんでしょうか?

この詩はすごいです! すごく力と勇気を与えてくれます。今度の震災で被災した人たちだけではなく、私たち残された人間にも勇気と力強く生きることの大切さを教えてくれる応援歌です。

わたしは、一人でも多くの人たちにこの詩を紹介したいと思います。日本人だけでなく世界中の人々に…。
どうかこの願いをお聞き入れいただけませんでしょうか???
先生お願い致します。

今日、駒ヶ根市は澄んだ青空に雪山が迫り空気がピンと張詰めた、美しい町でした。今、飯田市は桜が満開で桜吹雪に町全体がピンク色に染まるこれまた素晴らしい町でした。
こんな素晴らしい故郷に住める自分がとても幸せに思え、この加島先生との素晴らしい出会いに、そしてこの幸せに対し、心から神様に感謝いたします。

草々
女将 児島敏子

加島 祥造 先生(Wikipediaより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E5%B3%B6%E7%A5%A5%E9%80%A0

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2011年04月04日

【女将の一言】世界絵本原画展

ブラティスラヴァ世界絵本原画展.jpg昨日4月3日に、お隣の「飯田市美術博物館」で開催されている『ブラティスラヴァ世界絵本原画展』へ行ってきました。

正面玄関にある有名な「吉富桜」は、やっと蕾が一部ほど開いてきていました。
その側にある、さんしゅうの木はもう黄色の花が満開になっていて、そのコントラストが美しい桜の樹形を一層引き立たせていました。

玄関を入ると受付を済ませ、早速展示会場へ…。なんとなんと、本当にそれぞれの絵本の作者が描いた原画が壁いっブラティスラヴァ世界絵本原画展(裏面).jpgぱいに飾られていました。
その絵は、愛らしく可愛らしいものもあれば、精密画のように繊細かつ丁寧に描写された物など多種多様であり、スロヴァキア共和国の作者のものを始めとして、作品の一つ一つが個性豊かに私たちに語りかけてきました。日本の絵本作家のものも好きでしたねぇー。

そこには出版された絵本も置いてあり、原画と見比べながら楽しむ事ができました。
実際、「原画って大きいものなんだなー。」と思ったのも発見でした。(勿論小品もありますが…)
日本では最近の風潮として、殆どすべてのキャラクターが「かわいい」というのがひとつのポイントになっている感がありますが、海外のものは個性的かつ迫力満点であり、芸術性も高く、大人も充分に楽しめる絵でした。とにかく素晴らしかったです。満足でした。

その後、階上でデジタル形式に変更された最新のプラネタリウムで春の星空を楽しんで帰ってきました。
現在、飯田市美術博物館では5月のゴールデンウィークまでは、通常の閉館日である月曜日も開館しています。是非覗いてみて下さい。


女将 児島敏子

※追加情報!
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2011年02月12日

【女将の一言】 雪化粧

snow01.jpgご多分にもれず、飯田でも雪が積もりました。
今回は珍しく大雪になりました。大雪と言っても飯田では20センチくらいでしたが…。
昨日(2月11日)は、朝からさらさらのパウダー・スノーが降り、たちまち積もりました。今朝は花びらのような雪がまだまだ降っています。この雪はきっともっと積もるでしょう。snow02.jpg

久々の真っ白な世界です。遠くの山は雪に霞んでシルエットだけが見えるだけ…。
桜の枝に雪が積もり、その黒い肌と雪の白さのコントラストが更にその美しさを際立たせています。
庭の木々はこんもりと綿帽子を被り、すべてを覆い隠しています。その下にどんな世界があるのやら?

雪見障子から雪景色を眺めながらのいっぱい。
それとも温泉に浸かりながらぼ〜っと雪景色を眺めるのも…良いかしら?

女将 児島敏子
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2010年12月27日

ホワイトクリスマスのあと

25日のクリスマスの日は、飯田は一日中雪でした。NEC_0103.JPG

テレビでは、クリスマス寒波なんて言われていましたが。

ロマンチックで素敵なのですが、
とにかく寒い!!

飯田市街地の道路には
もう殆んど雪は残っていませんが、
日陰や郊外の方には、溶け残った雪が凍っている場所があります。

皆さん、お気をつけくださいね。



By もっちゃん

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2010年05月29日

【女将の一言】 豊丘村の『アイリス園』

雨上がりの五月晴れの5月26日、思い立って豊丘村の『アイリス園』に娘と二人で行ってきました。2010052616110000.jpg

豊丘村田村の信号から農道を「この道で本当にいいのかしら?」と不安に思いながらどんどん上っていくと「アイリス園」の看板に出会いました。
右折してさらに進むと、右手に「アイリス園」の看板発見!道下に美しい色とりどりのアイリスが咲き乱れていました。駐車場に車を止めて少し下ると、道端にも珍しい種類のアイリスと「頬紅金雀枝(ほおべにえにしだ)」が咲いて出迎えてくれていて、直ぐ右手に入り口がありました。

先ずそこで目にしたのは、白い小ぶりの「鉄線(クレマチス)」が家の屋根まで伸びて覆うように咲き誇っていました。その姿の可愛らしさと美しさに思わずため息が出ました。
入場口で¥200(管理費)を払い、一歩足を踏み入れるとそこは一面のお花畑でした。そのアイリスの種類たるや100種類以上と表示されていましたが、その通りに姿の美しいアイリスがそこかしこに、ピンク色でもベビーピンクにサーモンピンクにと4〜5種類、紫と一口に言ってもその色の差し方やら斑入りの花びらやら、白との咲き分けやら、珍しいオレンジ色やら濃い群青色等々、更に「花菱草 (はなびしそう)(カリフォルニアポピー)」や、真っ赤な「ひなげし」も、ブルーの何と言う花かしら?「ベロニカ? 瑠璃虎の尾(るりとらのお)」と一緒に、そこに(正に)花を添えていました。2010052616120000.jpg
加えて、その香りの良いこと!品の良い馥郁(ふくいく)たる香りがその広い花園いっぱいに漂って、花の美しさのみならず存分に楽しませてくれました。
目の前には、雨上がりの中央アルプスの艶やかな緑の山々が広がり、清々しい5月の空と相まって…思わず「きれい〜〜〜!」と叫んでしまいました。

飯田の近辺にこんな良いところがあるなんて、知らなかった。聞けば、このように観賞させてくれるようになったのは、8〜9年前からとか…。
皆さんも是非行ってみてください。見ごろは例年5月中旬から下旬までとのこと。今年はどの花も遅れているから6月初旬まで良いでしょうね。きっと。

女将 児島 敏子
20100526162100000.jpg

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2010年05月04日

りんごの花も満開です♪

りんご並木100503.jpgきなこを連れて、久しぶりにりんご並木まで散歩に行きました。
ちょうど今の季節は、りんごの白い花が満開でした!

この並木道は、当館からは徒歩10分ほど。
飯田の街の中心部に位置しています。

1947年(昭和22年)、飯田市街地は通称“飯田の大火”と後に呼ばれる、激しい火災に見舞われました。
この火災で、中心街の約7割が焼失したといわれています。

りんご並木100503-2.jpgりんご並木は、その後の町の復興過程で、当時の飯田東中学校の生徒達らの提案によって誕生しました。
その後現在に至るまで、東中の生徒達の手で大切に育てられているのです。


りんご並木周辺は、近年公園として美しく整備されており、ちょっとしたお散歩コースとしてオススメです。
りんごの木以外にも沢山の草花が植えられており、季節ごとに違った顔を見せてくれます。

りんご並木100503-3.jpg並木に添って流れる水路を見ながら、素敵な遊歩道をそぞろ歩いたり。
周囲におしゃれで美味しい飲食店も増えてきました。

今の時期に訪れれば、すぐ近くで満開のりんごの花をご覧いただけます。
是非、お立ち寄り下さいませ。

参照:Wikipedia



By もっちゃん
posted by 三宜亭本館 at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺観光情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月28日

【女将の一言】 飯田お練りまつり Part2

oneri09.jpg花曇の中、夕方5時半には喬木村【加々須獅子舞】が来てくれました。
大きな獅子です。
何とも伝統を感じさせる立派な獅子でした。
古く江戸時代から継承されていて、加々須大宮諏訪社に永々と奉納されている格調高い獅子舞ということです。

獅子頭を操る人は若い青年さんでしたので(後で分かったのですが)、
動きも高く低くと、(それも地面すれすれに…)
柔軟で躍動感がありスピードもあって素晴らしい舞でした。
oneri08.jpg〆に相応しい獅子舞でした。
「お練りまつり」おめでとうございました。

感謝

女将 児島 敏子

posted by 三宜亭本館 at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺観光情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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