「ワイドビュー飯田線の旅 」
5月の連休が終わった日に友人と一緒に何十年ぶりかで飯田線に乗って豊川まで「ワイドビュー飯田線の旅」に行ってきました。普段はどうしても自動車や高速バスで動くことが多いのでたまには…ということで新たな発見を期待して乗ってみました。

飯田駅出発が午前10時ジャスト、豊川駅到着が12時21分予定。この路線では「駅弁」などの車内販売が無いとのことで、飯田駅横のピアゴで出来立ての寿司弁当やお菓子、お茶等々を買い込んで、「さあ、いよいよ乗車!」

列車は予想以上に綺麗な電車で、窓も広く眺めは最高。連休明けということもあって乗客は少しだけ。敢えて「指定席でなくても…」と、自由席を取って正解! 好きなところに座って出発を待ちます。勿論先頭車両に!
駅員さんが丁寧に他のお客様に説明していたのを聞いて右側席に陣取りました。(何故かって…最初は天竜川が進行方向に向かって右側に後ろから前に流れているので、良い景色が期待できるそうだからです。)
席に座って待つ間、久し振りに「これから旅に出るんだ〜!」っていう浮き浮きした気分になり、とっても新鮮!!!

そのうちに「パオーン♪」っていう出発の合図。それと同時に席のあちこちで一斉に『プシュ〜ッ!』っていう缶ビールを開ける音!ビックリすると同時に、何故か可笑しくて「うんうん、分かる分かる…その気持ち」っていう気持ちになりました。

車窓からの景色は、知っている景色でもいつも車から見ているのとは違って新鮮。

天竜峡から友人が乗って、「さあ私たちも…。」とお寿司やお茶をサイドテーブルに載せてスタンバイ。
天竜峡を過ぎると直ぐに右手に「天竜川」が迫って、新緑の山々が眼前に広がりました。
「ねぇねぇ、見て見て!綺麗!」と次々に現れる車窓からの景色を堪能しながら、「いいねぇ。列車の旅って…♪」と言いながら口をもぐもぐ。出来立てのお寿司だったから、これがまた美味しくて嬉しくなってしまった。

途中、小さな面白い名前の無人駅を見つけては声をあげ年甲斐もなく??キャピキャピしてしまいました。(^-^;;(苦笑)
「湯谷温泉」に近づくと、私たちは進行方向に向かって左側に移動。文字通り『自由席!』(笑)
「板敷側」の美しいせせらぎに感動!!!
中部天竜を過ぎたころから新緑の山々の頂きが淡黄緑色にこんもりしているのを見つけ…、「あれって、栗の花??」って友人に問いかけましたが、『どうかなぁ?でもそうかも知れない。』という頼りない返事。「でもきっとそうだ…。」と無理やり納得。でもすごい数です。
そうこうしているうちにやや2時間半弱、豊川に到着。流石の日本の鉄道!時間ピッタリ!!
豊川駅のホームは1階にあるのにわざわざエレベーターに乗って2階で改札。そしてまた1階まで降りて…街へ。駅から「豊川稲荷」まではゆっくり歩いて10分足らず。門前にはお土産屋さんもいっぱい。


そして流石の「豊川稲荷」、大きいし立派!本殿で早速「商売繁盛/家内安全/世界平和…その他諸々」をお祈りし、少しばかりのお賽銭でいっぱいお祈りしちゃったかな?と思いつつ稲荷を出て、門前のお店で事前に調べて仕込んでおいた「おきつねバーガー」なるものを試食。(バンズの代わりに焼き目を付けたお揚げさんで挟んであります)まあ美味しかったけど、まあこんなものか…と。

メディアの力ってすごいな!
今回の旅は飯田線に乗る目的でしたから、帰りは敢えて鈍行で4時間!飯田線を十分堪能してきました!
「のりてつ」ではない私ですが、本当に新鮮で感動的な旅でした。
JR万歳!
楽しかった〜♪
女将 児島敏子
>>続きを読む
posted by 三宜亭本館 at 22:18|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
スタッフ日記
|

|